建築模型スクールについて
建築模型士になるために建築模型の知識と技術を学ぶ場合に独学で学ぶと言う方法がありますが、かなり難しいと断言できます。
他の資格のように専門の参考書のようなものも少ないですし、建築模型を作るための材料や道具を揃えるにもどうしたら良いのか分からないと思います。そのため建築模型士になる方法としては建築模型のスクールを利用することが一般的な方法です。建築模型のスクールには通学で学ぶ方法と通信講座で学ぶ方法があります。
通学ができる建築模型のスクールは現在のところ関東の一部の地域に限られているので他の地方にいる方は現実的には無理でしょう。関東地方にお住まいの方で通学で建築模型を学びたい人は通われてはどうでしょうか？受講料は初心者コースで１０万円程度となっています。
このような状況なので多くの人は通信講座で建築模型を学ぶことになります。建築模型の講座も通学と同様に建築模型講座を行っているところが少ないので、受講するところは限られています。
建築模型の講座を行っているところで有名なところでは「がくぶん総合教育センター」があります。ここの良い点はテキストだけでなくスチレンボードや塩ビ板などの道具一式が送付されてくるので、道具とテキストが届いたらすぐに学習を始めることができます。
一般的な学習期間は６ヶ月程度となっています。通信講座なのに長いように感じるかも知れませんが、建築設計の専門知識を習得するためにはこれくらいの期間は必要となります。
受講料は５万円程度となっています。建築模型の通信講座を受講し課題をしっかりと提出して合格すれば「建築模型士プライマリー」の認定書がいただけるようになっています。認定書はもらえますが、正式な資格ではないので対外的には参考程度のものであると考えておきましょう。
