独学なら建築模型キット

建築模型の勉強を独学でするのは難しく、まず参考書がほとんどありませんし、建築模型を作るための材料をそろえることも大変です。
通学や通信講座で建築模型を学習するのであれば必要となるテキストと材料は手に入れやすくなりますが、独学で一から建築模型を勉強したいと考えているなら、建築模型に必要となる材料がはじめからセットされている建築模型キットが大変便利です。
建築模型キットには建築模型の基本となるスタディ模型を作るために必要となる材料がキット化されて販売されています。この建築模型キットには色々な種類があり、住宅建築製作用のハウスキットや間取り製作用のまどりキットなどがあります。また、より高いレベルものを作りたいならハウスキットプロが良いでしょう。間取りキットでは絨毯や畳などのパーツを組み合わせて間取りを作ることができます。
ハウスキットは解説書もあるので建築模型の入門用としては最適です。材料としては曲げても折れにくい発泡スチロール板のスチレンペーパーやカラーペーパー、窓材、タイル、などが揃っています。
また、高いレベルを望む人向けのハウスキットプロでは入門用のハウスキットと比較してもパーツの種類が多く、建築模型のプロでも十分満足できる品質のものとなっています。ただしこれらの建築模型キットは材料を揃える場合は大変便利ですが、材料を加工するための道具は入っていないので注意してください。
建築模型を制作するために必ず必要となるカッター、定規、発砲スチロール専用接着剤は揃えておくようにしましょう。道具を揃える場合は100円ショップなどで購入した安いものではなく、しっかりとした作りの道具を使用するようにしましょう。また、建築模型キットの中には材料だけでなく道具も同封されている建築模型キットもあります。
こちらは価格が高く2万円程度となっているので、直ぐに建築模型作りを始めたい人はこちらの方が良いでしょう。